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トゥザグローリーがいいペースを作り、
GⅠ馬がまずまずのポジションから、
いかにも、古馬GⅠの前哨戦といった趣。
さて、これを今度にどう繋げていくかだが、
広い馬場向きでもなさそうで、
メイショウマンボは、今年の春もだらしなかったが、
1kgもらいだが今回もボロ負け。
同じGⅠ馬のトーセンラーが無難なレースだっただけに、
ラストインパクトには、距離延長での楽しみがあったのだが、
思えば、
ベストの番手抜け出し。誰よりも平坦向きで、
香港はマイルだったわけだし…。はあ…。
カレンブラックヒルがらしい逃げを見せた。
よく考えてみたら、NHKマイルCはスローの単騎逃げ。
もしや…。向こう流しで、勝ち馬の前に彼しかいなかったことで、
マイルが得意なのは間違いないが、慣れれば小回りでも侮れない。
新潟記念で上位独占を決め、
これはサトノノブレス、クランモンタナの敗因そのものだろう。
そもそも高速の上がりになる新潟で特別走っていない傾向もあった
GⅠへの展望となると、皆少し足らないところが多すぎる。
新潟外回りに好走歴のある組が順当に走った。
クラレントは、上昇度などではなく、
どう考えても、58という斤量はメンバー中実績上位であっても、
ここで勝ったことで、
この馬場は、上滑りしないだけで含水率は高いわけだから、
それでもこの馬は、自分主導で走らせてくれる条件になれば、
関屋記念では前が飛ばしたこともあって、
上がり勝負には強い。
そういった底力と引き出しが少ないなりに戦う術を持っている点が
唯一、
その他に関しては、秋の上級重賞には少し縁がない感じがする。
例年より時計は出にくかったが、
キングカメハメハとデイープインパクトのワンツー。
ナヴィオンの衝撃的な決め手が人気の面に少し影響したのだろうが
今回もそれに0.2遅いだけの上がり脚で伸びたわけで、
東京開催の最終盤で、
前者が+8、後者は+6。
故に、やっぱり反動は気になる。
何せ、昨年の勝ち時計は1:34.5だ。
前回と逆だった。
そのせいなのかはともかく、クリスマス同様にスマートも惜敗。
微妙な存在が多い今年の平安S組で、逃げれば、
基準馬というよりは、
土曜日の注目レース・コスモス賞は、
関屋記念は00年を除き、97年の1:33.5以降、
3年前が充実期だと思っていたセイコーライコウが、
この手の配合だと外れも多いが、
こういう復活はいつ見ても嬉しい気分になれる。お帰りなさい。
だが、今回はベテラン騎手が主役だった。
上位3頭の鞍上が柴田善臣、横山典弘、岩田康誠ということは、
何だが、妙にみんながバーデンバーデンC③
数々の経験を積み重ねてきたからこそ、
どの馬もそれほど調子が良かったようには見えなかったが、
昨夏の激戦を考慮して、
勝ったアクティブミノルは、断然人気のマイネルエスパス同様、
加えて、枠順の差も結果に明白な影響を及ぼした。
押してでも行こうという気はない松岡騎手跨るエスパスは、
こうなったら、
直線悠々の逃げ込みを図るアクティブに対し、
開催終盤の競馬を経験しているかの差は、
引き出しの少ない2戦目の馬の明暗を尻目に、
この日から始まる何かもある。
きっと、縦目で外した人もいるだろうし、
この夏競馬の風物詩は、
結果、またイン強襲が決まった。
牝馬が飛ばす展開は、
何せ、そこは福島の1800Mだ。
開幕週だからこういう展開になるわけで、雨が降れば、
3月に順調に使われていた馬が最後は伸びあぐね、
ウインマーレライは、昨夏の福島で初勝利を挙げた馬。
それにしても、クラリティシチーという馬は…。
きっと、時計が速くなったから届かなかったのだろうが、
その他人気勢も、勝ち馬と比べればまだ青かった。
こちらは自滅、といったところか。
アジアエクスプレスの敵は己の中にあった。
しかし、敢えてリーディングジョッキーに苦言を呈するならば、
力勝負になればバラけやすいダートの性質は、
残念ながら、わがままな子供を大人の社会の約束で、
調教師を含め、
いい経験になった。それはファンも一緒なのだが…。
枠にケチをつければ…。
後悔先に立たず。授業料が高くついた人には、
一方で、
4月頃の好調さが戻ってきた鞍上とともに、
うまく外に出せた2頭が抜け出し、
想像以上に難しい決着ではあったが、
そこでは見せ場さえ作れなかった2頭が、
この後に待ち受ける夏の重賞路線では、絶対に外せない。特に、
前回は道悪も影響したか、
阪神の力勝負で、
今回難しい競馬になった要因は、
気難しさも要因だろうし、好調期も短いタイプかもしれない。
こちらは夏に使われても、展開が読み切れないと買いにくい。
GⅢ的難解さと、