忍者ブログ
趣味の競馬がほとんど。気が向いたらゴルフ、身体を鍛えることなども。
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

思ったよりは流れたが、ゴール前は予想通りの大接戦。

内に進路をとったオーシャンブルーとその後ろにいたケイアイチョウサンは、コース選択の有利不利の差、外から追い込んできた2、3着馬は、やはり中山独特の仕掛けの難しさがわずかな差を生んだ。

 

それにしても、ベリー騎手が乗ったくらいでは変わらないだろうと思われた最近のオーシャンブルーの競馬の内容から、無理やり理由を探し出して本命にしたのだが、もちろん半信半疑。

しかし、揉まれるポジションからわずかな間隙を利して仕掛けていき、何度か進路変更しながら最後は抜け出したわけだから、明らかに力が上だった。

 

ブリンカー効果や時計面を含めた上がり勝負に対する苦手意識をフォローできるこの舞台がぴったりだった印象はあるものの、晩成型のオーシャンブルーの復活は何ともうれしい。

 

ベテランの穴がこのレースのミソだったから、この馬場状態で何が起こっても不思議じゃなかったが、パドック気配の良かったマックスドリームが軽量を利してあわやの追い込みを見せたくらい。

ハンディキャップレースだからこういうタイプは必ず台頭するわけだが、伝統のレースらしい格相応の競馬が展開されたことが、混戦ムードのチャンピオン路線にとって何よりのお年玉だった。
  

PR

稍重で行われた出世レースは、◎に趣向を凝らした予想の多かった競馬らしく、波乱の結果となった。

 

前走でサトノアラジンと微差ながら、先入観が先行してしまったか、今回も人気のなかったワンアンドオンリーが、見事な末脚を繰り出しクラシック候補に名乗りをあげた。

前回は横山典弘。今回はルメール。

父に対する様々な意識を共有する騎手を配した橋口師の狙いは、ぴたりとハマった。面白い。

でも、難しい馬。二桁人気がデビューから2戦続いた馬がこのレースを勝ったことをどう捉えるかが、我々の課題だ。

ディープの弟と息仔については、軽い馬場でも結果が出せないなら、もう脱落だろう。走れる条件は限られそう。

 

阪神カップも軽く。3歳時のこのレース以来4度目の1400挑戦となったリアルインパクトが復活V。安田記念以来の勝利という久々づくしの競馬で、掉尾を飾った。

ただ、馬場と展開の影響もあり、歴代2番目に遅い時計の決着だっただので実力馬の復調は認めつつも、人気馬の不発に助けられたのも事実。

 

GⅠ好走馬がよく飛ぶのは、こういう重い馬場の競馬になるためだろうが、若い人気上位馬の凡走にはちょっとがっかり。

ダイワマッジョーレは、直線もうお釣りがない感じで自分から前を捉えるような迫力に乏しかった。

 
  

若手有利のになりやすい12月のハンデ戦は、連勝していれば大概は重賞の壁を突破できる。

アルキメデスが僅差ながらも1番人気に応え、重賞馬の仲間入り。

ダーレーの馬も最近は見かけ倒しの良血馬というのも減って、しっかりと地に足のついたサイクルとなってきたようだ。

 

後方から外々を通って追い込んできた2頭を尻目に、中団から33.6の上がりでまとめて鞍上のバルザローナ騎手にも初重賞をプレゼント。父のアドマイヤムーン同様、決め手で勝負するタイプに育っていきそうだ。

しかし、この競馬は特殊なラップでもないのに古馬が多数を占めるメンバー構成だったにもかかわらず、先行タイプはほぼ総崩れ。

古馬陣の底力が最近危ういのは気がかりだ。

 

一方、路線の高齢化に拍車をかけることになった、5歳ノーザンリバーの復活したカペラSは人気馬が不発。

セイクリムズンや休み明けでも前日まで1番人気だったマルカバッケンが一桁台の単勝オッズだったが、こちらも5歳のスノードラゴンもゴール前ノーザンリバーに迫り、シルクフォーチュンの末を封じ込めた。

 

時計は幾分要したが、キャリアを重ねればその点もクリアできる。

 

でも、ノーザンリバーがいきなり重賞で結果を出すとは…。

本当に不安なのは、自分の相馬眼の方なのかも。

  

新馬組では、土曜東京で勝ち上がった牝馬のアスコルティが大楽勝。底力型の配合なので、2勝目、もしくも権利獲りにさえ失敗しなければ…。国枝師の腕がなる。

日曜のダートを勝ったエスメラルディーナは、牝馬チャンピオン級か。

 

マイルCSのような絶妙なタイミングでの仕掛けで出世レースを制したトーセンスターダム。

あとは、トライアルまでの時間に何を微調整するかだけ。

やはり揉まれた時の対応力は見ておきたい。

 

サトノギャラントが飛ぶような予感があったので軽視したら、出遅れながら馬込みを縫うように上がってきて力の差を見せつけた

この距離ではチャンピオン級の底力を秘める期待馬。恐らく、マイルCSを勝ったトーセンラーとはいい勝負だろう。

早く右回りをこなせるようになりたい。

またベテラン騎手の台頭で、締まった展開が面白いレースでもあった。

 

京阪杯は、後傾ラップでかつレースレコードという結果で外枠グループは壊滅

ただし、力差はなく、シルクロードSで同じ結果になる確率は低い。

勝ち馬は、もっと前目で勝負できるようになると大きな舞台でも怖い。

 

日曜京都12Rは、吹きだまり感満載のメンバー構成で、予想通りの波乱に。勝ったとはいえ、ノーザンリバーなんかはもう一皮むけないと厳しいか。

  
   

モーリスが消えると怪しいと思っていたが、ラブリープラネットまでゴール前交わされ2着。

今週の2歳重賞も田辺騎手。

このレース史上に残る快走を見せた連闘のカラダレジェンドは、先週より1秒と少し時計を縮めただけでGⅡ馬になった。

どう見るべきか。古馬も含め、日本の短距離路線は低調というより他ない。

2歳戦はもうダービーの翌週から始まっている。11月のレースで、単に早熟性だけが問われることはない。

 

ファンタジーSの方は、混戦が事前からオッズに現れていたが、先行争いを持ち前のセンスの良さとキャリアの違いで制し、敢然とハナに立って一人旅。

小倉2歳S組は、大勝、大敗と派手な結果が良くも悪くも出る傾向はあったが、ホウライアキコの能力を考えたら、牝馬らしい名前の2頭を引き連れたヒモ荒れの結果からわかる通り、ここは楽勝であった。でも、課題も多いから阪神1600となると…。時間はまだある。

 

武蔵野Sでは、迷い道の末ついに初重賞制覇を果たしたベルシャザールの上昇力にまた驚かされた。

長い休養を経て、父の万能性の部分を考慮してダートに参戦した後、強さを取り戻した。

ルメール騎手とも手が合いそうな内からの伸び脚は、揉まれ強さの証。

ダービー3着馬の古馬シーズンは、ここから始まる。

 

渋残り。回復途上の馬場でこのスローの展開では、どうしようもないほど馬場が荒れてしまったわけでもないから、差しが届くことはまずない。

まあ、この後に悪い影響が出ても全く不思議じゃないほどここ2週よく雨に降られたが、今日のところは叩き一変、というより展開激変の中で、その優位性をフルに活かしたコパノリチャードのためのレースになった。

 

前半4F46.8-上がりの3F34.0

 

有力馬が勝ったわけではないが、本来トライアル、最重要前哨戦の勝ち馬というのは少なからず本番への上がり目を感じさせるものだが、でもちょっと、ライバルの凡走にも助けられたところもある。

マイルでの競馬の方が本来は自分の形が出せるタイプにとって、この1400での一発花火は京都適性というよりは、ワンペース型の証明になってしまった。

 

本来、本番ではこういうレースでの差し損ねグループにチャンスがあるのが前哨戦との関連性を考えれば普通なのだが、どうもどの馬も非力さが目立ってしまっていた。結局3着以内の馬にしかチャンスがない様にも映ったが…。

まずまずのメンバーがそろっていただけに残念だ。

ロードカナロア不参戦確実の情勢で、各馬の弱点ばかりに目を奪われると大切なことを見失ってしまう。しかし、難しい。

 

桁違いのスローペースをコスモネモシンが作り、先行策をとれるようになりGⅠを勝ち切ることのできたホエールキャプチャが、蛯名騎手に乗り替わって以降、これが初勝利。

如何せん、ヴィクトリアマイルの2着馬。前走の札幌記念は苦手な部類の重馬場で、かつ洋芝という余計なオプションもついていた。

この馬は、軽い芝の方が向いている。

 

しかし、人気グループがだらしなかったというよりは、GⅠを見据えて動きをとれない展開にハマってしまった感じ。

なんとも取捨の難しい古馬グループだ。

 

ハナズゴールは前走の体重減から6kg増と目方こそ増えていたが、体調一歩に見えた。

アロマティコもマイネイサベルも期待ほどは伸びず、昨年以上のスローペースで前哨戦としての役目を果たしているのかさえ微妙になってきている。

昨年はここで4着だったレインボーダリアが馬場に乗じて穴をあけたが、これは98年のメジロドーベル以来の府中牝馬S組による優勝であった。

 

強いてここから有力馬を挙げるならば、唯一中団グループから掲示板に載ったマイネイサベルか。昨年は、本番は7着だったが、今年はパワーアップしている。

秋華賞で人気していた組とヴィルシーナが本番の主力となりそうだ

 

未だ、この路線の混迷に光は射してこない。

3歳馬、53。

阪神ダ20002戦2勝、休み明け。

 

似た者同士が、2組出現したハンデ戦。

しかし、この組み合わせだろうという大方の予想は裏切られ、互いに人気のない方同士で決まった。

 

勝ったケイアイレオーネは巨漢馬。

前走比+16。ここでの体重増が成長に直接つながったとは思えないが、564kgという馬体重は、なかなか重賞ではお目かけできない。

 

3戦連続3着も、ドバイ遠征に加え、2歳時に園田で挙げた重賞勝利の箔を利して、この日は今まで見たことのない猛烈な差し脚で古馬を一蹴。

 

レースVTRを見ながら回顧する中で、今日は先生に溜めて勝負してみようと言われた、という言葉が耳に留った。

父はヘニーヒューズ。

日本の代表産駒ヘニーハウンドもそうだが、要するに不器用なのだろう。

ストームキャットの系統は、長い時間をかけ、代を経ることでやっと日本競馬にもフィットしてきたが、やっぱり難儀な本質はどうしても消えないもの。

先行激化の見立ては、名馬の背中を知る西浦師の勝負勘を呼び覚ませたか。

 

ハンデ戦の結果で重要なのは、恩恵を受けずして力を発揮した馬の評価。

3歳馬だから、斤量は重くなるわけないので、メンバー中断トツの上がりをどう見極めるかだが、展開に左右される部分は課題だろう。

サワーオレンジを牝祖とする社台縁の系統からは、エアジハードや勝者ユールシンギングの4代母に当たるシャダイアイバーなどが輩出している。

シンボリルドルフやコスモバルクが日本最高記録を叩き出すことのできるのが、このレースの特徴。

血統の持つ最大能力が引き出される格調高いレースの性質が見え隠れするゴールシーンであった。

同じ勝負服でハナ負けだったダービーフィズは、ダービー馬の父と菊花賞馬の叔父を持っている。

 

雨が降り、嵐が去り、それでパンパンの良馬場ということはあり得ない。

なので、1000M通過61秒台は決して超スローではないが、反対に先行して粘り込むには後続に脚を使わせるのも難しい馬場。

故に、力差がそのまま露わとなり、予想通り混戦のゴールシーンに。

春二冠は実に天晴れな名勝負となったが、その一翼を担ったエピファネイアとどこまで伍して戦えるかと言うと…。

来週を見てからでも遅くはないが、ユールシンギングが勝つのであれば、もっと派手さが欲しかった。

奇しくも配合はそのエピファネイアと同じ。

血の底力が出るか、それとも混戦の菊花賞路線を象徴するレースとして記憶されるのか

上位3頭はここで走ったから本番に出られた口。

 

まあ、願いはみんな同じなのだろうが。

含水率に大差ないはずだが、馬場差は歴然。

全然違う競馬を眼前にして、ただただ驚愕するばかりであった。

 

北では、世紀の不良馬場の中で注目の一戦が行われ、拍子抜けする程牝馬2頭が圧倒的なパフォーマンスを見せ、後続を置き去りにする展開に。

ステイゴールド、ブライアンズタイムといういかにもの要素満載ではあったが、それにしてもレッドリヴェールの競馬は秀逸。

皆、走ることさえままならない中、騎手インタビューでももっと内にいれば楽勝だったと言う通り、マイネグレヴィルを交わすまでの走り方は、他馬は真似できない。血統ではなくポテンシャルの差だ。

ハープスターと同等評価でいいだろう。じっくり再調整したい。

 

連日の雨にたたられた小倉は、本当の重馬場。

すずらん賞に続き、こちらもヨハネスブルグ産駒のホウライアキコが快勝。時計も馬場差がありながら、新馬と1秒差だから、これは2着馬も含めかなりの能力を感じさせる。

新馬での衝撃のレコード走は異様に速い馬場の影響もあったせいか、勝ち方の派手さでベルカントに人気は譲ったが、総合力の差で制した印象。ある意味では、馬場が味方したとも言える。

ベルカントはスプリンター。この馬場でも、前に馬を置ける展開だと着順は違ったかもしれない。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[02/18 Wholesale iPhone 7]
[02/17 Cheap iPhone 7]
[02/09 Cheap iPhone 7 For Sale]
最新TB
プロフィール
HN:
nishiki
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R

ILLUSTRATION by まんべくん

忍者ブログ [PR]