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趣味の競馬がほとんど。気が向いたらゴルフ、身体を鍛えることなども。
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何が間違っていたのかは、明白だった。
ゴールドシップは関係ない。
 
フェノーメノの上昇力を、大半のファンが見誤っていたというだけのこと。
だから、何がゴールドシップの敗因だったのかを求めること自体、大して意味はないわけだ。
 
つまり、一番強いのはフェノーメノである、というのが正解だったのだ。
勝ち馬に抵抗をしたのは、1番人気のゴールドシップの方だった、とも言える。
 
完全なる正攻法で、総マークを受けたのはフェノーメノだった。
その他のメンバーは、結局フェノーメノの強さを引き立たせるだけの役回りに終始した。
 
当然、宝塚記念における展望においても、中心はフェノーメノの動きに集約されることになる。
3強は、宝塚記念までGⅠを使わない。
その上、今年はまだGⅠを勝っていない。
 
強い馬が登場した。
驚きである。
 
一瞬にして、勢力図は変化した。
 
その見立てが正しいのかどうかは、2か月後に判明するのだが、順調に使っていた同士が良馬場で雌雄を決する時、人気が適性に則したものであったにも関わらず、その通りの結果にならなかったならば、その時点で序列は入れ替わる。
 
明確でまた残酷な結果をもたらす格が、今年も継承されたということだろう。
それは、盾の重みそのものである。


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急進勢力が登場する、最後のトライアルが青葉賞である。
プリンシパルSも京都新聞杯も翌週にあって、ときどき本家のしきたりに倣う形で、マイルC組も台頭したりするが、到底皐月賞組には敵わない。
 
すでに重賞もしくは皐月賞のトライアルの時点で人気に推されているような馬以外は、青葉賞を除き他路線からダービーで好走することはない。
その上このレースは数年前から、連対馬のみに優先出走権が与えられる非情さで、本番での巻き返しなど夢の話。
 
今年のメンバーで重賞連対馬は、唯一の休み明けでの参戦である、グラスワンダーの甥っ子のレッドレイヴンだけだ。
穴にも期待したいので、望み薄でも大一番で番狂わせを目論む才能を見つけ出したいものだ
 
レッドレイヴン・アドマイヤスピカ・サトノノブレスなどが有力。
アルヴェロンあたりが巻き返すことができれば、全体的なレースレベルも上がるだろう。
 
基本的には、2400Mへの適性が本番でのアドバンテージになると考えられるので、その才覚を見せつけるような走りがダービーウイナーになるための必須条件だ。
 
出てきてほしいのはバンデ。
ハードローテで1勝馬の身では東上は望み薄も、得体の知れない突破力を秘めた天才の可能性もある。


 
立派だなぁ…。
2歳チャンピオンが人気に応えることも稀なら、そもそも一番人気に推される自体もナリタブライアン以来なのだ。
20年も前の話。時を経るとまた似たような才能が現れる。
これは必然の巡りあわせだったのだろうとも思える。
 
その時と1秒、レースレコードから0.5、コースレコードより0.2秒速い時計。
ローエングリンの切なすぎる春クラシック除外の憂き目から、実に11年越しの悲願成就だった。
 
絶賛せざるを得ない点は、時計が速い競馬を立て続けに4戦連続で制したタフさである。
彼もまた、ナリタブライアンがそうであったように、他を超越した領域で戦ったクラシックシーズンを踏襲するのだろうか?
 
少なくとも、時計の面では歴代の皐月賞馬の中では一番なのだ。2000Mでの底力勝負は、08秋天のデッドヒートを思い起こせばわかるように、すべての能力を出し切っての勝負となる。
 
余裕を残して勝った皐月賞馬は、数多存在する。
でも、このレースで脚を余すことなどあり得ない。
 
歴史的レース、最高のクラシックレースと断言してもよいだろう。
 
ただ、反動についてははっきり言って分からない。
不安とますますの期待が交錯するダービーは、それこそ未知との遭遇となるのだろう…。



 ・ニュージーランドT

中山のマイルでスローで展開されると、結果をどう捉えるべきか悩む。
 
ト―ホウレーサーやサトノプログレスが勝った時のような人気馬総崩れの構図ではなく、2番人気の重賞馬であるエーシントップが勝利。
勝つときはいつも恵まれている印象はある。
 
重賞タイトル3つ、一戦ごとに競馬が上手になってはいるのだが…
次も人気だろうし、取捨は慎重に行いたい。
 
差し損ねたグループはスローでの不発も、見せ場なしでは巻き返しは難しい。

 
・阪神牝馬S

ハナズゴールの不発は推察可能だったが、サウンドオブハートの巧みなレース運びも再確認できたわけで、収穫はあった。
 
古馬牝馬の重賞路線は21世紀になりきっちり整備され、春秋ともに目標となるGⅠも出来て完成の域に達しているが、一方で決め手比べの中距離戦がメインで、このようなスピード競馬は一連のレース内容からでは、適性の見極めはなかなか難しい。
 
ハナズゴールの敗戦は、図らずもそれを証明することになった。
 
本番でも人気両頭の好走は期待できそうで、路線の中心がなくなりかけた現状ならその確率も高いだろう。
あくまで1400重賞なので、結果を鵜呑みにするわけにはいかないが、ここは素直に評価したい。



もうこれ以上新しい才能を見つける手間は省けたわけだが、登録馬を見ているとどういうふうに展開していくのだろうかと、日々迷うのだ。
 
弥生賞のどう見るべきか見解の分かれる波乱に、スプリングSで見せたGⅠ馬による独壇場となった一戦。
西のトライアルは期待馬総崩れで、毎日杯の勝ち馬は例によって回避し、アーリントンCの覇者が勇躍参戦意思を表明し、有力馬の一頭に名を連ねた。
 
レースの特性上、極端な高速馬場にならない限りは、極めて上質な2000Mの底力勝負になり、また時計の速さよりも、ここでのレースぶりがダービーの参考になってきたように由緒正しいクラシックレースの有り様を示してきた。
 
混戦ではあるのだが、軸にしたい馬はそれなりにいる。
 
弥生賞の人気馬に前走の重賞連対馬は漏れなく本命候補である。
 
しかし、やる前は特に勢力図が掴みずらい牡馬クラシックの経験則からして選ばれし者の判定基準はまだ爪を見せていない点を重視すべきではないだろうか?
 
武器が底力でなければクラシックホースにはなれない。
 
鍵は、隠れ良血。
ロゴタイプも地味なようで、祖母はスターバレリーナ。掘り起こせばいくらでもいる才能を、これから見つけたい。



ロードカナロアの内容にケチをつける必要はないが、騎手のインタビューの通り、パドックからレースを終え引き返すまでの間、一貫してこれは100%の作りではないという印象を持った。それでも勝てることをみんなもわかっていたはず。
 
何も起こらないことも、たまにはあるからそれは仕方ない。
上がり目を残して結果を出した陣営に敬意を表しつつ、他者<敗者>の今後の可能性を見極めたい。
 
・ハクサンムーン
特殊なラップを刻んだレース牽引者。どう考えても、京都以外では有り得ない展開を作ったことは、幸運もあったが、今後のこのレース傾向の可能性の一つとして記憶することと、この馬のテンのスピードという部分を再確認しておきたい。
 
・サクラゴスペル
最大の上がり馬だったが、少々残念。展開が不向きだった部分がある。中山で連勝してきたように明らかに前傾ラップ向き。直線が長くなっても積極策を引き続き敢行したが、差すような形がベストだったのでは?と思う。
 
 
レースについて
京都1200の重賞勝ち馬で決まったことから、展開上の特殊性が目立ち、少々勝ち馬との差が目立った。
いかにもローカルの匂いもした。秋には、勢力図一変の予感もあるが…。



高松宮記念のわずかな穴の可能性を信じて、週末に行われる4重賞のポイントを絞り込みたい。

 
高松宮記念
『競馬に絶対はある』キャンペーン中の日本競馬の中でも、最も信頼度の高いのが、チャンピオンホース・ロードカナロアである。
絶対に限りなく近い馬。
 
無論、差し損ねるかどうかが問題であり、強引に追い込みを仕掛けるような馬にチャンスはないだろう。
サクラゴスペルにエピセアローム…。
 
カナロアを差すイメージは湧いてこない。
ある程度前につけることが条件となる。

 
日経賞
注目はムスカテールの右回り適性とフェノーメノの成長力と反動の有無。
ムスカテールは、完成期ならばこれくらいの条件はこなせるはずだが。

 
毎日杯
間違いなく、今年の皐月賞の最終便であり、チャンスがあるかを見極めたい。
ここは、真っ正直にキズナから。
 
毎日杯は、東京のGⅠとのコネクションが強い。
馬場の高速化が、上がり勝負の多いこの外回りコースとリンクするのだろう。すると、皐月賞は…。
 

マーチS
活きのいい4歳の上がり馬が抽選対象で3頭もいる。
どれも狙う価値はあるのだが、普通だとジョヴァンニであろう。
 
ダートは負けていないし、斤量56も重くはないので軸馬に推したい。


ゴールドシップを買いたくない理由を述べようと思う。

有馬記念が普通の決着と違うと、なかなか展開の助けがないと、少なくとも前哨戦では来ないのではないか?

そう推察するのは、オルフェの暴走に起因する騎手の拙騎乗が、何故に起こり得たものなのかを読み解く鍵を見つけたからだ。
むしろ、血統以外の面で迫ってみたい。

有馬記念を豪快に差してきた馬を有力どころで列挙する。

有馬着順→次走結果
・イナリワン     89①→阪神大賞典⑤ *斤量62
・シルクジャスティス97①→阪神大賞典②
・グラスワンダー  99①→日経賞⑥
・テイエムオペラオー00①→産経大阪杯④
・マンハッタンカフェ 01①→日経賞⑥
・ドリームジャーニー・オルフェーヴル兄弟も年明け緒戦で敗退。<京都記念③/阪神大賞典②>

有馬記念は特殊なのだ。
3000を使うと長距離戦のセオリーを無視した競馬のつけが回ってきた感じで、他の上級重賞の場合は脚の使い方が難しくなることで力を出せなかったり、反動も出たりする。

難なくここまでは通過したナリタブライアン<菊花賞-有馬記念-阪神大賞典と3連勝>のようにと、普通は考えるのだが、その年は京都だったことを付け加えておく。





ロードカナロアについて、いろいろと考えをまとめているのだが、考えているうちに、本番では買いたくない理由を見つけてしまい…
 
坂がネックであろうことは、実質リニューアル元年の昨春の高松宮記念で、断然人気の切り材料の一つとしてさんざん議論され、スプリンターズSにそれを適用して大失敗した人も、ひとりやふたりではないだろう。
 
但し、坂が絶対的な切り材料ではないにせよ、だったら「坂は得意なのだろうか?」と、考えてみると…、答えはノーだった!
 
そう断言できるのは、インサイドアウトのオーソドックスなまさしく正攻法と言える、人気に応える競馬をした阪急杯が、1400だから休み明けだからという理由で、あの着差では香港の内容と比較して平凡に映ったから。
 
1400が苦手で、という言い訳は細分化が顕著な近年の競馬事情から推察できる理由だろうが、それが敗因となったならば納得もいく。うまく立ち回り、外に出すことで策に失敗のあった函館SSやセントウルSのような危うさは全く感じさせなかったが、穴を狙う意味では、自ら動くと危うく、揉まれ弱い部分で狙いを絞るのが得策ではないだろうか?坂に妙味あり。
 

中山3日目のメーンはG3フェアリーS桜花賞戦線を占う上で重要な一戦であることもそうですが、中山芝1600mというトリッキーなコースで未完成な3歳牝馬が争うわけですから、馬券的な面白さも期待できます。
 

1番人気はコース実績のあるサンブルエミューズでしょうか。最後方から捲って圧勝した芙蓉Sの内容から中山コース自体の適性は高そうです。しかし一見流れに乗っていたように見えた前走の阪神JFで直線伸びあぐねたように、瞬発力というよりスピードの持続力で勝負するタイプ。一度ブレーキを踏むと再加速に手間取る懸念があるので、小回り・多頭数のここで控える競馬を選択するようだと死角あり、と見ます。
 

当初は22勝で駒を進めてきたスズノネイロを本命にする予定でした。デビューからの2戦で見せた桁違いの瞬発力があれば小回りでも自分のタイミングで動けるし、多少狭くても馬群をさばくことができるはず…と思っていたのですが、蓋を開ければこの外枠。中山のマイルでこの枠はいかにも不利で、泣く泣く評価を下げました。
 

替わって期待するのはイリュミナンス。母がトニービン×ヌレイエフでジャングルポケットと似た配合、これにマンハッタンカフェですから、2010年の2着馬アプリコットフィズをちょうど逆にしたような形。4角先頭で圧勝した前走内容はパワーを感じさせるもので、中山マイルへの適性は高そうです。

 

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