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趣味の競馬がほとんど。気が向いたらゴルフ、身体を鍛えることなども。
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結局は、行けたらいこうと思っていた馬が行かなかったため、先行馬有利の展開に。人気の外々を回ったグループは伸びあぐねた。

勝ったクリノスターオーは、3走前人気になった際に、エーシンゴールドの復活勝利に花を添える形となってしまったが、その前は3連勝して期待されていた馬。

大概4歳馬は、下から上がってきてもすぐにオープンの壁にぶつかってしまい、どうしても伸び悩んでしまう場合が多い。

前回のアンタレスSがそんな感じ。何もさせてもらえず、ナムラビクターから2.1差の殿負け。

 

そんな馬を誰もマークするわけもなく、人気馬が自分の形にはめようと競馬するのを尻目に、今度は気楽に2番手から抜け出して快勝。3角2番手以内で、馬場が良もしくは稍重であれば3戦3勝。

2着に重巧者と目されていたソロルが突っ込んで、思わぬ波乱となったのだが、普通に考えたら明らかに不当な評価を受けていた同士。

アンタレスSもすんなりと収まったわけじゃないから、そこの二桁着順のグループが巻き返してきても何ら不思議はない。

ただ、大井を展望するとなると…。

遊びがあると幸騎手は話していたが、競馬が上手な分、相手強化で真っ向勝負になった時にはかなり不利な脚質ではある。

ホッコータルマエがいないとしても…。

  

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東上最終便は、高速馬場にハイペースのおまけつき。1000M通過はなんと57.7。

前々年が58.0。秋の時代もミホノブルボンが59.1で通過した記録はあるが、レースの指向からしてこれでもハイピッチの部類。扱いに困る競馬だ。

勝ったハギノハイブリッドは、近走こそ目立った時計で走っていなかったが、福寿草特別2着時は2:00.3で駆けている。内・外回りの差はあるが、京都適性も含め、血統面のマイナス材料は相殺されていた。

 

また、その福寿草特別の次に選んだレースまで同じだったガリバルディが、またイマイチ君ぶりを発揮して3着。

サウンズオブアースとの底力の差は否定できず。ハナ差で負ける時ほど明確だ。

 

さて、東の断然人気馬は、体調一歩の気配ながら力の差を見せつける格好で快勝したが、この馬も共同通信杯で皐月賞馬に完敗した口。

そう、この日の主役はみんな共同通信杯組。

イスラボニータ強し。もっと言えば、桜花賞馬は一体…。

 

パワーアップを示せなかったベルキャニオンは、雨馬場で無茶苦茶な展開にでもならないと厳しい。

ハギノハイブリッドも末脚は魅力的だが、血統の持つ偏りの出やすい性質も否定できない。距離を延長して正攻法で戦うとジリジリとしか伸びないかも。

凡走組に妙味あり。

    

速い時計以上に、インパクトの強い結果であった。

レッドアリオンが逃げ、平均より少し厳しめの展開を作る。

その馬を本命にしておいて何だが、きっとエキストラエンドに捕まるなと思った。

直線で、カオスモスに迫られ内にもたれながら懸命に伸びようとするところ、外からやってきたのが、マイル初挑戦のワールドエースと、込み込みの理由で人気を集めたフィエロ。迫力のある叩き合いには満足できた。

 

ディープ祭りの理由を探せば、それは壮絶な時計がもたらす本能の開眼といったところだろう。

人気上位勢がみんな力を出し切り、掲示板に激闘の足跡を残した。

ワールドエースの鞍上シュタルケ騎手は、前日の東京での騎乗でミソがついてしまったが、このレースでは馬の思うように走らせてあげた感じ。

速さの根拠は得てして底力と比例するものだが、力を出して初めて見えてくる本質もある。

勝ち馬は血統の印象より距離に注文がつく、きっと得意の分野が狭いタイプなのかもしれない。

次も無事走れることを祈る。

 

中山牝馬S組2着同着コンビが今回は主役に。

2頭いた500kg越えの馬のうち一頭が、福島牝馬Sを制したケイアイエレガント。パワー型。ただ、血統も何もまるで違うキャトルフィーユがまたついてきた。馬が合うらしい。


  

先週の続きを見せてくれたかのような阪神牝馬S。ユタカスペシャルと呼ぶに相応しいスマートレイヤーの鬼脚に、思わず苦笑いをしてしまった。

終始窮屈な競馬を強いられ、ゴール前やっと外に持ち出し先頭に立ったウリウリからすると、何とも悔しい競馬だった。鞍上にとっては、その何倍も…。

クロフネサプライズも復帰してきて、4歳勢が春の古馬戦線を牽引する流れは何となく見えてきたが、どうも武器が荒々しいので、信用していいか悩んでしまう。古馬戦独特の厳しい展開にどこまで対応できるか、これからよく吟味していきたい。

 

NZTでは、中山マイルらしい厳しい展開で差し脚自慢のショウナンコンビが、見事なマッチレースを披露。追い込みファンには何ともたまらない土曜日だった。

このレースが1分33秒台の決着すると、皐月賞も2分を切る高速決着になる流れが一昨年まで続いていたが昨年は超スローとレースレベルそのものの影響で途切れてしまった

でも、本戦のマイルCにこの競走から勝ち馬を送り込んだ。

 

むしろ、今年のような展開の方が切りなのだ。

57秒台で5F通過の展開を制したNZTの勝ち馬は、中団より前にいた馬が勝たないと本番ではこの組全てが壊滅というデータがある。追い込み競馬のNZTは要注意だ。

  

上位7頭の上がり3Fが、見事に34.6~.8の間に収まるという不思議な決着となった毎日杯。

キレないなりに渋とい脚でゴール前の接戦を制したマイネルフロストは、厳しい函館の重馬場を経験して、たくましさを増し、成長のラインに乗ってきたようだ。

 

ただ、例年の傾向からして今年は外れ年と言われても仕方ない印象もある

完成度や将来性の両面で、チャンピオン候補は見当たらなかった。

 

一方、見なければよかったというような結果だったのが日経賞。

それは、次戦の本番をを見据えると、ウインバリアシオンがここで圧勝してまた人気になってというのでは、この脚質が大きなネックになるからだ。

無事に駒を進めれば、最有力候補なのだからかなり取捨が難しい。

フェノーメノは、休み明けのマイナス体重だったから、事前に過度の期待はできなかったわけだが、それ以外のグループがやっとこさゴールしたシーンは、少し残念に映った。

 

ある意味では、毎日杯と比べてもこちらの方が案外だったとも言える。

天皇賞は人気に騙されず、本当に適性のありそうな馬を見つけ出す作業が難しくなりそうだ。

 

雨のマーチSはソロル。

中山3戦2勝の実績通りに力強く抜け出した。いかにもこういう馬場向き。

ナカヤマは前に行けないなら…、だろう。
  

 

マーティンボロが大接戦を制した中日新聞杯は、今も昔も変わらない時計がかかると大接戦になる中京の傾向通りの決着。

予想以上のスローで、他コースに高い適性を持つ馬にとっては非常につらい展開に。

ラキシスが上々の叩き2戦目の競馬であったが、良血ディープ産駒のワンツーの割には若干地味な競馬に。変なキャラクターがつかないように、ここからが勝負となる。

 

アネモネSはセオリーに従った者の勝ち。人気馬は、それぞれセオリーを無視したり、その鉄則に従ってともに馬券圏外。そもそも中山が…、ということだろう。

 

さて、GⅠ路線に繋がることもある中山牝馬Sは、オッズの通りの混戦でやっぱり波乱。

図らずも愛知杯組がワンツーを決めて、ハンデキャップホースの真骨頂を如何なく発揮した。日経新春杯3着で斤量1kg増のみのフーラブライドには、53は流石に軽かった。

これで芝は4勝目。母父マックイーンの恩恵は間違いなくある。

 

西の桜花賞トライアルは、何か勝ち馬に運の良さもあった印象。スタートも直線も危ないところはあったが、脚質の幅が広がったから万々歳だろう。角田調教師の大舞台での強さは、騎手時代と何一つ変わっていない。

ホウライアキコは、タラレバのオンパレードといった内容。可もなく不可もなく。
  

スタート直後から、他馬と能力が違うところを見せていたミッキーアイルが、断然人気に応えたアーリントンC。

戦ったことのないメンバーは、少々面食らったかもしれない。クリスチャン跨る2番人気のエイシンブルズアイも然り。

走るリズムそのものを壊されてしまっては、自分の形にはなりえないから、若い馬では好結果も望めなかった。

シンザン記念で対戦しているタガノグランパと、全く別のところから飛んできたフェルメッツァは、そうした展開も見越したベテランの好騎乗も好走要因だろう。

故に、ユタカを切ったことを猛省するのであった…。

 

一方、混戦模様だった阪急杯は、オーナーウハウハの結果に。

皐月賞の逃げ脚を見て、これは短い距離で…、といってなかなかうまくいかないのが競馬だが、暮れのモタモタした内容とは一変。まあ、先行激化を助長するだけの存在にならないよう、またパワーアップして一気に…。

 

一番人気のダノンシャークの乗り方に興味を持って見ていたが、最初から乗り替わりになることはわかっていたのに、オーソドックスな馬任せの競馬で、ここまでの経緯を考えるとまあ仕方ないというのでは少し残念。

正直、ここで方向性を見出さないとGⅠ制覇は…、だったから、大胆な策で勝負することも期待したのだが。

  

東京2重賞はともに変則開催で行われたイレギュラー要素満載の競馬。

 

ついに開催叶った月曜日の昼前の馬場発表時点で、芝・ダともに不良。ドッキリしたが、明らかに場所によって馬場差がある印象。概ね良回復寸前の稍重みたいな状態だった。

何せ、2週間で6レースしか使っていない芝である。

 

雪の重みで天然芝叩き状態になっているとの観測もあったが、どう見ればいいかよくわからない東京新聞杯を制したのは、府中牝馬Sでも激走を見せたホエールキャプチャ。

人気なさすぎとかではなく、明らかに仕上がっているとは言えない状態でありながら、混合重賞で57を背負って快勝。

前日の京都記念もそうだったが、重賞一つ勝つのも結構大変なんだぞ、と人気馬を諭すかの如き走りだった。

小さな弱点をそれぞれ抱えた人気の牡馬勢には、現状まだ引き出しが足りなかった。

 

クイーンCは、断然人気のフォーエバーモアが、諸条件のマイナス面がもろに出る形で引っ掛かっていたが、直線は一頭手応えが違うという競馬。典型的なレースクラッシャーの勝ちパターンで、あとは差し馬が続いた。やはり、上位2頭の実績は伊達ではなかった印象。マイルは合う。

正直言って、桜花賞王手だろうと思う。ハープスターの脚質が劇的に変わるとも思えないし…。
  

目に見えない疲れもあったか。

人気の牝馬2頭は、強烈なスピードをお互い繰り出したのだが、思わぬ結末を迎えることとなった。

得てして、大本命の先行馬は対抗馬に競り潰される事がある。

 

京都独特の後傾ラップで予想通り展開し、スピード能力も含めた総合力に関しては、レディオブオペラは他に追随を許さないとも目されていたのだが。

-14kg。敢えてここで立て直しを図るのも、英断と言える。牝馬は調子を崩す前に、いち早く処置をすることで長いトンネルに入らずに済む場合が多い

 

母父にタイキシャトルを持つストレイトガールは、函館を中心に2シーズン洋芝で使い込まれた専門家だったが、前回結果の出ていない本州の休み明けの競馬で、望外の大きな期待にも応えていた。

中継の中では、当日輸送に対する弱点も話題になったが、もはやそんなことでは動じない強い女に成長していたのだ。

洋芝巧者で勘違いされがちなのが、時計の壁。

1:07.4。高速リンクとはいえ、このスピード能力は素晴らしい。

 

血統から、それは容易に推察可能であった。ロードカナロアの完成期とダブる。

リトルゲルダの強烈な末脚を何とか封じたレディオブオペラも、気持ちさえ立て直せれば心配はないはず。

牡馬には全く出番のないレースだった。
  

川崎のクラシック候補は完璧だった。

時計も言うことなし。中山は合っていそうだ。

陣営のテーマが折り合いだったとすれば、朝日杯からの距離延長も前走比-10kgの馬体重も決してプラスではなかったが、血筋がものをいった印象も強い。さすがはヒシアマゾンの一族である。

総合力で評価されるべき馬が、力の差を年明け初戦で見せたということは、あとはどういうステップでいかに順調に本番を迎えられるかだけが焦点になる。

バルクを超えるには、まず彼以上のタフさを備えている事が最低条件となるだろう。現時点でそれは測りきれないが、少なくともスピード能力で劣ることはない。

 

キングズオブザサンは中山適性を再度証明する好内容だったが、ここがチチカステナンゴの切なさということか。決め手で他を上回ることは難しい。

1戦のみのアデイインザライフがスケールの大きさを感じさせる伸び脚をみせていたが、これはまだまだ間に合う口。大型馬に中山の内回りはタフすぎるが、うまく使っていければ、未完成ながら皐月賞を制したダイワメジャーの例もある。

 

ラングレーは過剰人気もあるが、3戦連続の関東遠征は少々厳しすぎたか。

ディープの仔はここから成長する。-10kg。無理をしなければ春の京都でチケット取りも可能だ。
  

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