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趣味の競馬がほとんど。気が向いたらゴルフ、身体を鍛えることなども。
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先日の一戦を含め、秋だけでも16度行われたスプリンターズSは、秋の開催では遅いとされる1分8秒以上を要する決着が、実は8回と半数に上る意外な傾向がある。

不良馬場は除くと、

00年 稍重

①ダイタクヤマト

33.0-35.6

1:08.6

 

03年 良

①デュランダル

33.3-34.7

1:08.0

 

06年 良

①テイクオーバーターゲット

32.8-35.3

1:08.1

 

08年 良

①スリープレスナイト

33.6-34.4

1:08.0

 

14年 良<新潟>

①スノードラゴン

33.7-35.1

1:08.8

 

15年 良

①ストレイトガール

34.1-34.0

1:08.1

 

昨年と03年、06年は上がりが掛かりすぎていて、不良馬場で芝の重賞が行われた週のある03年と夏から連続開催の昨年は追い込みが決まり、前半のハイペースで、外国馬に有利な流れを作られて、日本馬のほとんどが潰されたのが06年。

ただ、前半の時計が34.1秒で、春秋のGⅠで全く同じラップだったハクサンムーンのちょっとまずいペースだったのに先行馬壊滅の今年に関しては、常識的なスプリント重賞のレベルに達していなかったので、単純な縦の比較はしづらい。

 

前後半のラップがきれいにまとまっている08年以外、時計が掛かるとかなりの穴馬が上位争いに加わってくる。

今年は異常なラップだった割にデータ通りに決まって、GⅠ馬が重賞2勝馬を連れてきたことまで考えると、机上の論理では難解な決着でもなかったわけだが、もう一段階レベルを上げねば…。

馬場の調整で勝ち時計が国際水準になったことを、まずは誇らしく思うべきだろうが、この馬場でもっと速く走らないと世界には届かない。
  

  

  

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サマースプリントシリーズ最終戦にして、スプリンターズSへ向けた最重要前哨戦のセントウルSは、より関連性が乏しかった1400M時代にマイネルラヴを送り出した以外実績がないなど、本番との連勝馬が異常に少ないことを除けば、一応、前哨戦として機能しているのは間違いない。

セントウルS出走馬が本番で連対した際の過去10年のデータは、

 1着-2着<表記はセントウルSの着順>

13②-①

12②-④

09⑭-別

07別-①

06②-⑦

これ以前も3勝。

格もそうだが、潰しが利く特性は、実力馬にとってはありがたい限りだ。

 

一方で、競馬場は本番と同じなのに、京成杯AHというレースは、全く前哨戦としての機能を果たしていない。

夏の重賞路線再整備と同時に、マイルのサマーシリーズがさして盛り上がらない状況に呼応するかのように、出走馬を出せない年も増えた。

07年キングストレイル 1→4

10年サンカルロ 5→3<4位入線>

馬券に絡んでこないのなら、無視してもいい。

 

残りの過去15年のスプリンターズS勝者は、前走安田記念、北九州記念、キーンランドCから各2頭ずつ。

香港のウルトラファンタジーだけが、当地の1200M戦で惨敗後、4か月半の間隔を開けてフレッシュな状態で大穴快走逃げ切りを決めたというのが、唯一のイレギュラーなパターン。

稍重→良という面も影響したようだ。

 

総じて、夏の重賞を使われている馬の天下だから、1分7秒中盤の時計を持っているフレッシュな馬を、牡牝の差に囚われず押さえるのがセオリー。

牝馬は、だいたい3、4年周期で出番がやってくる。そろそろと思っていたら、適役が出現したので買わない手はない。
 

GⅠ連対馬にとって、それがこのレースの前後とは関係なく、己の格を確定する重要な一戦へと成長したレパードS。

本当にわかりやすい結果が、ここまで築き上げられてきた。

 

09トランセンド

10ミラクルレジェンド

11ボレアス

12ホッコータルマエ

13インカンテーション

14アジアエクスプレス

そして、今年勝ったのはGⅠ2着馬の1番人気・クロスクリーガーだ。

これにより、創設年から7年連続で重要競走の位置づけを守ってきたことになる

 

傾向としては、芝コースの外回りとは似ても似つかない本場アメリカ風のタイトなコーナーワークを、どのようにスムーズにこなしていくか。

ミラクル、ボレアスの2頭は、豪快な追い込みで前を差し切り、あとの5頭は極めてスタンダードなダートの安定脚質でこのレースを制している。

 

普通に無難に。その最も理想的な戦法と、ほとんど捨て身というような末脚勝負のどちらかしか決まらないのが、ほとんど地方の競馬場と変わりない造りをした新潟ダートの特性。

奇しくも、ダート馬をよく出すスカーレットインク系の血を父に持つ馬が制しボトムラインにその血があることから初めてのダート参戦を決めただろう馬が2着に入る結果。

この一族は、ほぼ確実に正攻法が合う馬が出世する傾向にある。

 

ボールドルーラー系の連覇もあったりと名うての砂の名血が勝因になることもあれば、ディープやフジキセキなど体型が特異でない限りはダート向きには出ない種牡馬の仔も、ここで力があることを堂々示してきたレース。

今後とも異様に堅い結果が続くことだろう。

 
 

なんてことはない実力馬同士の決着だったが、浜ちゃんの脳裏によぎるものは一体何だろうか。

たまにこういうことは起こるが、昨年の秋華賞と真逆のことが起きるとは思わなかった。

 

無理筋で、この結果を読む鍵を探ったならば、異常さを醸し出すようなとんでもなく遅い時計にはなっていなかったことか。

5歳牝馬でこの辺の距離を狙ってきたウリウリや、前半は競馬に参加できないことの多いダンスディレクターにしても、力がついてきた今なら、この相手なら…。

 

勝負を分けたのは、競走馬としての資質の差もあるが、最後はロスなく回れるインをつくことに拘る岩田騎手の信念もあったようにも窺える。

ディープの仔で、陣営も雨を気にして、正直言えば、使い込まれて馬場が大分荒れ始めたレースで、内枠を利して、外に出すことは考えていなかったような乗り方をした。

先週は北で暴れていたが、今週も持ち味を出し切った。

ダンス&浜中にその選択肢がなかったのでは、太刀打ちはできない。

 

午前中の同距離よりは、馬場も少し良化していたから、1秒速い9秒台の決着は妥当な結果だろう。

ただ、この馬場でサドンストームより前に来れた2頭の陣営は、今とてもワクワクしているはずだ。
  

ゴールデンバローズの敗因は、端的に言って、未知との遭遇であろう。

経験したことのない競馬を立て続けにさせられた結果、今回のハイペースでは、自分を取り戻す前にレースが終わってしまった感じだ。

直後に復活した昨年のあの馬にしても、一応最後の最後は走る気を見せていた。

もしも、直接大井に行っていれば…。きっと、もっとひどい結果になっていただろう。

成長を確かめるレースには向かないローテがある。

 

ノンコノユメは、前走以上に走っていたように見えた。

こちらは、日々成長している。

前々走で同距離圧勝のノボバカラが、レースレベル極限まで引き上げる直線、展開利以上の末脚を披露。

上がり3Fでは、2位の3着馬アルタイトルとは別次元の35.5秒を記録。3歳のこの時期に、1、2位の差が1.1秒もついているというのは、この武器がどこに行っても通用することを意味しているし、もっと成長するのもまた間違いない。

 

レッドアルヴィスは先日の東京で楽勝している。一方で…。

これが歴史的邂逅となるのか。ほとんどの場合は、一方にとってのステップに過ぎないのではあるが。

4着と苦戦しながら、もう一皮むけないとダメだとゴールデンバローズが今思っているなら、日本のダート界はまだまだ楽しめそうだ。
 

終わってみれば、案外単純な決着だったが、いくら勢いのあるキングカメハメハ産駒と言えども、このラブリーデイの勝ちっぷりは、次戦でも侮れない。

 

逃げるべき馬が然るべきペースを作ったことで、しかし何故だか、エアソミュール、グランデッツァなどの比較的器用に立ち回れる組が引っ掛かって、直線は仕掛けの早かった馬と坂の辺りでやっと外に出せた馬のワンツー。

買い方にどうしても注文がついてしまうな少頭数の古馬重賞では、マジェスティハーツというジョーカーを取り込むのは非常に難しい

 

よって、そういう忘れかけられていた馬の復調をアシストしたラブリーデイには、完全なるGⅠ挑戦の権利を認めてあげるべきだろう。

 

何せ、苦手な部類だろうタフな長距離戦以外今年は負けていない。

少し前の金鯱賞のようなイメージで行けば…。

彼が一生懸命走ることで、箔があったのに敗れたGⅠ馬の汚名は雪がれてゆくのである。向こう流しで勝ちを確信させる手応えは、他馬とは充実度がちょっと違うことを示している。

 

敗れた組でも夏の中距離重賞を狙えそうな馬は何頭かいたが、正直3歳で勢いのある馬に出てこられた厳しそうだ。

この日多く組まれていた500万クラスを、次々と我が物顔で制していった姿は、かなりの脅威である。
 

アンタレスSと中身は大きく変わらないだろうと皆が読んでいたのだが、行った馬が違った。

 

GⅠに届きそうな馬はごくわずかというのが、5月のダート重賞の傾向だったのだが、勝ったインカンテーションを始め、今回は交流重賞、GⅠへの出走意欲を強く持った馬が多く、結局ここまでの過程でうまく賞金加算した馬が上位に来た。

 

前述のインカンテーションは、内田騎手がフェブラリーSで伏線を見せていたように、本来の好位抜け出し策に戻し、スパイスを加える形で勝ちに来た。

クリノスターオーも相応に突かれて粘っているから、所詮は前残りなのだが、結局それは賞金加算できなかった組の現状の立ち位置を示しているようにも映った。

 

ローマンは頑張っても善戦止まり。道中モタつくことの多いナムラは、置かれると策が限られるから差し損ねもあり得た。

そして、展開も有利と評価され1番人気だったアジアエクスプレスは、スピード能力も力強さも期待されたっものを発揮できず、最後は脱落。

連に絡んだ2頭よりも能力は上だろうという評価は、残念ながら修正せざるを得ない。

強引に行けば違ったかもという見解は、直線の歯痒いジリ脚で打ち消されてしまった。もっと上を目指せる馬なのだが、条件がつくタイプになってしまったようだ。
  

見応えのあるレースだったが、先週の天皇賞もそうであったように、最後は4角までにスムーズに追い出せる位置をとっていた馬たちによる争いになった。

豪脚や時計にダービーへの可能性を見出すレース傾向からすると、時計面に推し材料はあるだろう。

 

連勝を決めたサトノラーゼンら上位を独占したディープ産駒3頭は、少し勝負弱いというか、勝ち運がないというか、強い馬に遭遇しては、貴重な勝ち星を先に奪われてきた共通項がある。

 

サトノラーゼンとて、前々走ではアルバートドックに敗れていた馬。アルバートは、ポルトと暮れに阪神で当たって、その時は2着に負けている。ダービー出走を懸けた争いで、初対戦のサトノとポルトが仲良く賞金加算に成功。

毎日杯で頭差及ばなかったアンビシャスは、プリンシパルSを順当勝ちして、アルバートドックだけ置いていかれる結果になった。

 

各々がいい武器は持っていても、破壊力の面でダービーを勝ち切るだけのものはないはずだ。どううまく立ち回るか。

ダービーに出られそうなこの3頭のディープ産駒は、権利獲りに失敗したアルバートのようなスタミナを持っているわけじゃないので、脚をうまく溜められる位置をこのレースのようにとれるかが鍵になる。

皐月賞のような競馬だと辛いが。

 

「ミスターどうぞどうぞ」3頭のゴール前での共演は、ペースを握った四位騎手の珍しい好騎乗という点に加え、1番人気が戸崎騎手の連軸不動の差し馬だったことが、つい最近見たあのレースのことを思い起こさせた。

 

戸崎圭太の判断は、今回もまずかったと言わざるを得ない。

スローを分かっていて、坂の上りで外に出すチャンスは諦めて、内はごちゃつくと分かっていて、それでも下りでは内をつく構えをしたのに、いざ内が開いた直線で、前のフルーキーの浜中騎手も同じ進路を取ったがために、気持ち引き気味にインを狙ったから、後手後手に回って、窮屈なコース取りをせざるを得なくなった。

彼本来の気の優しさが、微差の戸惑いを結果に反映させるような厳しい戦いに向かない弱気を引き出してしまったような事後の仕事ぶりだ。

 

勝ったレッドアリオンは、兄クラレントより気難しさはまともだが、破壊力も半減くらいの馬。

去年は個人的に大いに期待していたが、とんでもない時計を要求され4着。

今年のように無難に回ってこれたら、前には誰もいない状況がいいらしい。

 

スローが明暗を分けた。ディアデラマドレが31.9秒という目を疑うような末脚を使っていたが、こちらは出遅れ。人気の盲点が、今月の重賞のテーマなのだろう。
  

雨上がりの牝馬限定重賞。オープンクラスの馬が揃いも揃って本調子にはなく、これは…。

荒れたというほどではないが、カフェブリリアントにとっては楽な競馬になった。

 

GⅠ馬壊滅の直線の攻防で、人気のスマートレイアーも馬場を気にしてか伸びきれず、いかにも1400戦らしい好位抜け出しを決めた上がり馬のカフェブリリアントが苦しむ場面はどこにもなかった。

前々走オープン入りを果たした2着のベルルミエールにしても、3歳短距離路線で揉まれた経験ではなく、己が戦った中から得た自信をそのままレースで体現したら、きっちり見せ場を作れたというだけのこと。

 

これは、上がり馬にはほとんど敵のいなかったレースだったという印象で、マイルへの延長云々の以前に、単純なGⅡ連対記録としてそのまま捉えるのはちょっと危険かもしれない。

レッドリヴェールは多少揉まれたのもあるし、勿論馬体重大幅増の影響も考えなければいけないのだが、メイショウマンボともども走る気にまだスイッチが入っていない感じを受けた。

 

NZTも似たような結果だったが、双方3着した馬は実績と人気のバランスを考えたら、東京で変わってきそうな存在に見える。

両方とも、時計の掛かる馬場はこなせるが、良の方が決め手が活きるタイプだ。
  

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