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趣味の競馬がほとんど。気が向いたらゴルフ、身体を鍛えることなども。
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今のレース名に変わった10年前から、4年で3頭のGⅠ馬を送り出した夏の福島の名物レース。

他の福島重賞にそんな特徴があるはずもない。

 

このレースを負けていながら、1年半後にジャパンCも制してしまったスクリーンヒーローは、今や、世界レベルの名馬の父として名を馳せている。

ロックドゥカンプに敗れた時、いかにも名前負けした良血馬の代表格のように恥晒しの憂き目に遭っていたのならまだしも、14番人気の2着だったから、むしろ、その血統の良さが好走の要因とされたのも良かったのか。

ウオッカも、あの時敗れた相手もそう。

ヴィクトリーがお先真っ暗な状況になったころ本格化を果たした、世代第四のロベルト系が、07クラシック世代最高の繁殖能力を示しているのだから、何とも皮肉なものだ。

 

その道は、アンビシャスに引き継がれていく。

リアルスティールやドゥラメンテに出会った2月の東京から、ひたすら裏路線を進み、このレースを快勝後は、適性も見て古馬戦線に参戦。

結果は出せなかったが、今春の同期との再戦では、その成果が徐々に現れていった。

 

父の後ろ姿を追いかけるようにして成長していったゴールドアクターは、3歳秋での父超えはならなかったが、翌夏からの条件戦での活躍は、父の名馬物語そっくりそのまま。

祖父だって、よく考えてみたら、似たような戦績であった。

 

ディープとエルコンの配合馬であるアンビシャスには、宝塚惨敗の経験を糧にできる成長力が秘められている。

今年の注目馬は、中山で才能を示し、中山で壁にぶち当たったドリームジャーニー産駒のミライヘノツバサだろうか。
 
 

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近年の初勝利の記録を列挙した。でも、現役騎手はかなり少ない。

一応、直近のGⅠ勝利の記録も併記しておく。

 

98・武豊<桜花賞>

03・M.デムーロ<皐月賞>

07・四位洋文<阪神JF>

09・横山典弘<ジャパンダートダービー(中央:04天皇賞(春))>

10・内田博幸<東京大賞典(中央:09フェブラリーS)>

11・池添謙一<皐月賞>

12・岩田康誠<桜花賞>

 

春のGⅠを若い馬で勝っている一流騎手。

その流れと縁が大切だ。

 

10年間クラシックレースに縁のなかった横山典弘騎手は、09年のダービー制覇を境に、日本の主要競走を軒並み制していった。

旧八大競走は桜花賞を残すのみ。

内田騎手も、ダービー制覇で息を吹き返し、大怪我を経て、2年後には二冠馬を駆ることになった。

 

今年は未勝利騎手に順番が巡ってきそうだ。

蛯名正義、福永祐一両騎手には、機が熟しすぎているほどの感もある。

こういう人気馬で惜敗の多い騎手には、なかなか流れがやってこないことは多い。

 

が、地方出身騎手が菊花賞からクラシック制覇が始まった点は蛯名騎手に似ていて、池添騎手のように、短距離GⅠから徐々に長い距離のタイトルに縁が繋がっていったのは、齢も近い福永騎手とそっくり。

ダービー1番人気経験の未勝利騎手は蛯名騎手だけ。これは…。

 

他では、2年続けてクラシックで勝てる馬に乗っているルメール騎手や一皮むけつつある浜中騎手などが、今年の注目騎手か。

川田、戸崎両騎手は、昨年、一昨年までの方が流れがあったので、今年は少し厳しいかもしれない。

昨年、一昨年の優勝騎手は、手綱捌きが冴えわたっていた。

最近また乗れてきた両者だが、果たして。
 
 

過去10年で、

1番人気【1018】

2番人気【4213】

 

天皇賞(春)の壁とは、人気に応えること。

つい最近までは、秋の天皇賞が1番人気殺しの傾向を顕著に示していたのだが、立場は逆転して【4222】となった今、このあまりにも強烈な淀の逆風に挑める才能の登場が待たれる。

 

重賞連勝馬がことごとく消える。

アイポッパー、アサクサキングス、トゥザグローリー、オルフェーヴル、ゴールドシップ…。

1番人気になるために登場したような馬が、呆気なく3着を外す現状。

 

「長距離適性が必要とは限らない」

菊花賞馬は、昨年のゴールドシップの復活GⅠ勝利で一矢報いたが、苦戦傾向は今や常識。

この手の馬は、2200M以上では結果を残して、2000M以下ではダメ、ではなく、むしろ使わないほうがいい。

 

自分のフィールドでの強かったマンハッタンカフェやヒシミラクルが好例。

両者とも、菊花賞もトライアルは着外だった馬なので、リズムが合えば来る。

トーホウジャッカルは良化具合によるが、ローテは悪くない。

 

前年有馬記念組は、そこで3番人気以内、天皇賞もオッズの変化が少なかった人気馬は、

【1102】

有馬記念を制したステイゴールドの2頭が、こちらではぐりぐり人気になった影響もあったか着外。

 

今年は、ゴールドアクターかサウンズオブアース、ゴールドアクターに何かあったときのシュヴァルグランが主力。

キズナのように、ダービーで人気に応えたような馬が、トウカイテイオーもそうだったのだが、3000M級やコーナー6つの競馬を経験していないと負けるが、彼らにその心配はない。

ゴールドアクターの買い方が肝要だ。

 

 

週末の産経大阪杯はGⅠの隙間産業である。

 

特に、4歳馬、前年のクラシック競走の好走馬が高確率で好走する。

昨年こそ、4歳のGⅠ馬はショウナンパンドラだけで、5歳のGⅠ馬がワンツーしたが、彼女は秋にはJC馬になった。

前年3着のエピファネイアも同じく。

 

その2014年の4歳クラシック馬ワンスリー決着を含め、過去10年で、メイショウサムソン、ダイワスカーレットとキズナが勝利している。

この10年で3歳GⅠを制した4歳馬の成績は、【3134】とまずまず。

そうではない4歳馬は、【21012】と厳しい。

 

一応、名誉のために3歳GⅠ勝ち馬の言い訳を添えておく。

08 ⑨ヴィクトリー

<4歳牡馬3頭で殿争い>

11 ④ダノンシャンティ

<上位3頭強力同期>

①後の春天馬、②NR秋天②、③ダービー馬

14 ⑦メイショウマンボ

<上位2頭同期>

15 ⑨ショウナンパンドラ

<不良馬場>

 

あとは、ドリジャニ、オルフェ兄弟とGⅠを勝っていない馬だから、1番人気馬のうち、GⅠを勝っている4、5歳馬に限定すると、【3210】というデータを基本線とする予想が、最も手堅い狙い方となる。

今年はキタサンブラックに注目。古馬とも対戦済みだ。

1番人気の経験はないのだが、それは今回もなさそう。

アンビシャス、ラブリーデイ、ヌーヴォレコルトの反応と、ショウナンパンドラ、イスラボニータ、タッチングスピーチの位置取りがポイントの競馬。

マーク薄の押し切りもなくはないだろう。

 

もし、来年以降GⅠ昇格となれば、この傾向は一変する。

最近、多頭数でも人気馬は強いが、彼らは後に2400M以上のGⅠでしか好走していない。

GⅡだと、春の天皇賞の前哨戦なのだ。
 
 

毎年のようにドバイWCに出走馬を出しているフェブラリーSは、メイダン競馬場のダートコースへの変更もあってか、日本馬の参戦意欲は継続されつつも、そもそも、ダートで1回、AWで1回というそれぞれ2着の最高着順が残されているだけであるから、今後も空振りは多そうだ。

 

一方、芝については、有馬記念は別格として、京都記念、中山記念、古くは日経新春杯から、各GⅠへの足掛かりとなった成功の記録が残っている。

 

初めて本番の好走馬を出した2001年以降、

・ワールドC

①11 ヴィクトワールピサ<中山記念①>

②01 トゥザヴィクトリー<フェブラリーS③>

②11 トランセンド<フェブラリーS①>

 

・シーマクラシック

①01 ステイゴールド<日経新春杯①>

①06 ハーツクライ<有馬記念①>

①14ジェンティルドンナ< 京都記念⑥・稍重>

 

・デューティフリー→Dターフ

①07 アドマイヤムーン<京都記念①・稍重>

①14 ジャスタウェイ<中山記念①・稍重>

 

UAEダービーにも毎年のように参戦馬が登場しているが、何か、いい経験をするために行っているだけという雰囲気。

ダートのスプリント戦・ゴールデンシャヒーンには、現状、未だ縁はなしの気配が漂い、早熟、快速の概念が、芝の高速決着を反証としているようにも感じ取れる。

 

そんな弱点の部分を露呈するかのように、先述の功労者には道悪での好走実績を持っている馬が多い。

オークス以外で時計勝負での出番なしの牝馬2頭は、奇しくも、生涯2度だけ道悪を経験し、うち1回不良馬場を走ったことがある。

ジェンティルドンナは、新馬戦でそれを経験し、大成を遂げた。

勝負のポイントは、実にわかりやすい。
 
 

GⅠ昇格後、今年で20回目を迎えるフェブラリーS。過去19回、連対馬の前走のデータをとってみると、意外と偏りが見られた。

 

<東海S・平安S>

5勝2着4回

<根岸S>

3勝2着1回(3着4回)

<東京大賞典>

2勝2着4回

 

JCダート直行組は、3頭が連勝を決め、川崎記念組は、好走馬の2着5回がポイント。

 

1番人気に応えた馬にも特徴あり。

アグネスデジタル

ゴールドアリュール

アドマイヤドン

メイショウボーラー

カネヒキリ

ヴァーミリアン

トランセンド

加えて、昨年のコパノリッキー。

 

どれもこれも、前走からの距離短縮組ばかり。

例外のメイショウボーラーも、弥生賞2着、皐月賞も3着の実績があった。上位2頭は、古馬のGⅠも勝っている超強豪。

ここに列挙した名馬とも双璧の中距離実績を持っている。

 

たまにやってくる根岸S組。

かなりの頻度で来る前走中央1800組とは違い、1番人気が負ける時によく来る。

 

1着ノボトゥルー-サンフォードシチー1人

1着メイショウボーラー-アドマイヤドン<2人>

1着テスタマッタ-トランセンド1人

前年のフェブラリーSや武蔵野Sの覇者が、人気になって消えるという傾向。

 

そこで見ていくと、南部杯圧勝の実績を買われて人気を背負ったタイキシャーロックや休み明けのベルシャザールは連を外している。

アグネスデジタル、04年のアドマイヤドンらは勝っているかが、芝のマイルGⅠを好時計勝ちするほどの馬。

前走1800以上の鉄板ローテだったが、ここと同じ57を背負ってGⅠを勝っていたという実績の差が出た。

昨年のコパノリッキーも3勝している。

 

チャンピオンは万能性、マイラーは実績が重要ということだ。
  
  

有馬記念というレースは、世相を映す鏡などとも言われるが、ゴールド違いの有馬記念の結果から、何かを求めていくのは難しい。

 

血統というファクターにおいて、特に、中山の競馬は年跨ぎで連続開催となるから、一定程度のコネクションは生じるのだが、グラスワンダーと括ったところで金杯の当たりは見えてこない。

ステイゴールド産駒の有馬ー中山金杯被りはあっても、昨年の金杯とその前年の有馬では、結果の持つ意味合いが大分違っていた。

 

ただ、厩舎繋がりというのは意外と侮れない。

池江、須貝厩舎の馬は、両レースで人気馬を出走させ、ともに好走ということがある。

超名馬がステーブルメイトにいると、調教で併せる馬の能力がより引き出されると言われる。

サクラバクシンオーが最後のレースを終えたすく後に、サクラローレルという後のグランプリホースが中山金杯で初重賞制覇したのが好例。

有馬好走といいより、年間通して強い馬を送り込んだ池江、堀厩舎はマークしないといけないだろう。

 

で、何故か、有馬記念は2着だった印象の強い馬の仔が、京都金杯でよく走っている。

タマモクロス、マーベラスサンデー、ディープインパクト、スペシャルウィーク…。

不思議な縁もあるものだ。

 

サンデー全盛期には、京都金杯もサンデー産駒がよく走っていたが、ディープが初黒星を喫してから、連続してロベルト系の逃げ切り。

ズレが生じるという意味では、10年で5度も勝ち馬を出したノーザンテーストの入った馬から、トーセンスターダムが狙い目か。

そうなれば、ステイゴールドも押さえて…。どうせ狙うなら、やはり穴馬の方がいい。
  
  

このローテで、JC最先着馬というと、

14⑥→①エピファネイア

13②→①ジェンティルドンナ

12③→③ルーラーシップ…

 

過去10年で、秋天組が丸々消えたのは06年、ディープインパクトが失意の帰国初戦を制した時に、2頭しかいなかった時だけ。

サイレンススズカ戦死の後の98JCで、日本馬が上位を独占する以前と以後では、様相一変。

(外)はおろか、騸馬も外国馬も出られる天皇賞になったのだから、至極当然の変化にも思える。

 

また例外年は、いずれかが極端に頭数が少なくい特殊なレースだった。

過去20年、秋天→JCのローテで両方とも連対した馬は、97年エアグルーヴが連続好走して以降、8例7頭がいる。

無論、全てGⅠ馬だ。

 

ただ、ウオッカ、ブエナビスタの激闘譜でもわかるように、この連勝馬、まあ、古馬5大競走の連続勝利はごくごく稀なことで、カツラギエース快勝後の30年間で、降着の例などもあるが3頭のみである。

JC→有馬も2例だけ。

宝塚→秋天に関しては、テイエムオペラオー以来の快挙をラブリーデイが達成したが、ほぼ関連性はない。

 

同じ東京が舞台だから、繋がりはそれなりにある。

2400Mで実績のある馬ほど、秋天では負けていたほうがいいのも、先述の名牝の例を引き合いに出すまでもなくだ。

今年は、勝ち馬以外は距離延長に向く馬がいないので、素直にラブリーデイを買えばいいだろう。頭は厳しそうだが。

 

あと、外国人騎手への乗り替わりの多い時期だけに、連続でそれが決まっている以上、今年も無視できない要素になる。

先入観への挑戦。騎手の腕を示す舞台は真の国際競走に限る。

 

  

  
  

先日の一戦を含め、秋だけでも16度行われたスプリンターズSは、秋の開催では遅いとされる1分8秒以上を要する決着が、実は8回と半数に上る意外な傾向がある。

不良馬場は除くと、

00年 稍重

①ダイタクヤマト

33.0-35.6

1:08.6

 

03年 良

①デュランダル

33.3-34.7

1:08.0

 

06年 良

①テイクオーバーターゲット

32.8-35.3

1:08.1

 

08年 良

①スリープレスナイト

33.6-34.4

1:08.0

 

14年 良<新潟>

①スノードラゴン

33.7-35.1

1:08.8

 

15年 良

①ストレイトガール

34.1-34.0

1:08.1

 

昨年と03年、06年は上がりが掛かりすぎていて、不良馬場で芝の重賞が行われた週のある03年と夏から連続開催の昨年は追い込みが決まり、前半のハイペースで、外国馬に有利な流れを作られて、日本馬のほとんどが潰されたのが06年。

ただ、前半の時計が34.1秒で、春秋のGⅠで全く同じラップだったハクサンムーンのちょっとまずいペースだったのに先行馬壊滅の今年に関しては、常識的なスプリント重賞のレベルに達していなかったので、単純な縦の比較はしづらい。

 

前後半のラップがきれいにまとまっている08年以外、時計が掛かるとかなりの穴馬が上位争いに加わってくる。

今年は異常なラップだった割にデータ通りに決まって、GⅠ馬が重賞2勝馬を連れてきたことまで考えると、机上の論理では難解な決着でもなかったわけだが、もう一段階レベルを上げねば…。

馬場の調整で勝ち時計が国際水準になったことを、まずは誇らしく思うべきだろうが、この馬場でもっと速く走らないと世界には届かない。
  

  

  

サマースプリントシリーズ最終戦にして、スプリンターズSへ向けた最重要前哨戦のセントウルSは、より関連性が乏しかった1400M時代にマイネルラヴを送り出した以外実績がないなど、本番との連勝馬が異常に少ないことを除けば、一応、前哨戦として機能しているのは間違いない。

セントウルS出走馬が本番で連対した際の過去10年のデータは、

 1着-2着<表記はセントウルSの着順>

13②-①

12②-④

09⑭-別

07別-①

06②-⑦

これ以前も3勝。

格もそうだが、潰しが利く特性は、実力馬にとってはありがたい限りだ。

 

一方で、競馬場は本番と同じなのに、京成杯AHというレースは、全く前哨戦としての機能を果たしていない。

夏の重賞路線再整備と同時に、マイルのサマーシリーズがさして盛り上がらない状況に呼応するかのように、出走馬を出せない年も増えた。

07年キングストレイル 1→4

10年サンカルロ 5→3<4位入線>

馬券に絡んでこないのなら、無視してもいい。

 

残りの過去15年のスプリンターズS勝者は、前走安田記念、北九州記念、キーンランドCから各2頭ずつ。

香港のウルトラファンタジーだけが、当地の1200M戦で惨敗後、4か月半の間隔を開けてフレッシュな状態で大穴快走逃げ切りを決めたというのが、唯一のイレギュラーなパターン。

稍重→良という面も影響したようだ。

 

総じて、夏の重賞を使われている馬の天下だから、1分7秒中盤の時計を持っているフレッシュな馬を、牡牝の差に囚われず押さえるのがセオリー。

牝馬は、だいたい3、4年周期で出番がやってくる。そろそろと思っていたら、適役が出現したので買わない手はない。
 

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